ぼんじょるの、しーまんです。
実は、自転車で大転倒しまして・・・
緊急手術と緊急入院をしておりました・・・
とは言いましても大したケガではないので、めちゃくちゃ元気(笑)
ですが、個人的にはかなり貴重な体験をしましたので、ここに記しておこうかな?と思い、カタカタとキーボードを打っております。
ちなみにですが、入院と言いましてもたったの1日。
すでに退院をし自宅療養というんですかね?それをしています。
病室で痛々しい姿でカタカタしてるわけではなく、片手でポッキーを食べながら書いておりますので、ご安心いただければ幸いです。
この記事は、個人的な備忘録も兼ねて書いていこうと思っております。
これから手術を控えている方や、明日は我が身・・・聞いておきたいという方のご参考になれば幸いです。
※追記
その後の怪我の記録はこちらから読めますので、興味のある方はぜひご覧ください!
ケガをした経緯
お恥ずかしい話なんですが
自転車で大転倒しました!
コロナ禍で感染者が急増してることもあり、自転車で通勤通学などされる方も増えているという話を聞きますが、いやぁ乗り慣れないものには気を付けてくださいね(笑)
私においては、完全に乗り慣れていない自転車を運転して今回のようになっています。
バイクではなく、なぜ自転車に乗ったのか
私は2台のバイクを所有していますが、乗り慣れているバイクではなく自転車に乗りました。その理由が下記。
・大型バイクは故障中で入院していた
・大型バイクがあったとしても、緊急事態宣言下のため乗らなかった
・超極寒だったのでカブすら乗りたくなかった
・自転車を修理したので、乗るのが楽しかった
こんな感じです。
自転車ですっ転ぶ
私の乗っている自転車は
ビアンキ カメレオンテというもの。
これです。
最近乗ってなかったので、少し修理をして運動がてらこの子に乗って買い物とか行ってたんですよね。
そして転びました。。。
詳しく・・・なんて全くいう必要もありません。
ただ、ただ転びました(恥)
打ちどころが悪かった
自転車は左に転倒したのですが、右の親指を負傷しました。
これがまた、打ちどころが悪かった・・・
右の親指が、内側に入ったままどうにもこうにも動かないんです。指は伸び切ったまま、手の内側に入りこんでいます。グーもパーも、もちろんチョキもできません。
あ、折れたな。。
見た目的に、完全に絶望でした。
治療
もう痛すぎて全身ガタガタしたまま、割と大き目の病院に行くことにしました。
こんな時期だから受け入れてくれないかと思いきや、すんなり受け入れをしてくださった病院の方々に本当に感謝しかありません。
さっそく病名ですが
右母指MP関節脱臼
というもの。
骨折じゃなかったぁぁぁぁぁぁ!!!
↑心の中は最高潮にハピネスでしたね(笑)
もし骨折しようものなら、全治〇か月のようなギプスの世界が待ってるだろうし、もちろん大好きなバイクも乗れなくなっちゃう。
考えただけで恐ろしいぜ骨折。
でも私はただの関節脱臼!うれしかったですねぇ本当に(笑)
この時はまだ、すぐ治ると思っている私・・実際は全治2~3か月・・
関節脱臼ってなに?ということですが、簡単に言うと骨が関節から外れて、ズレてしまったことを言います。わかりやすい例として、マルクマルケスの肩の脱臼と同じものが私の右手親指で起こったとお考え下さい。(マルクを知らないとわかりにくいですが)
今から引っ張って治します
レントゲンを撮り終えて「ほっ」としている私に、担当の先生(コードブルーの藍沢先生のようなイケメン♡)が一言。
先生
治す方法なんだけどね、これ引っ張って骨を元の場所に戻してあげるしかないんだよね。ちなみに麻酔もないから、割と強烈な痛みを伴うんだけど・・・
は?
あいざわ先生何言ってんの?
何もしてなくても痛くて痛くてやばいのに・・・引っ張る?
痛いのと病院が大嫌いなもんで、完全にもうパニックです。
先生
あ、でも元に戻しちゃえば痛みもなくなるし、すぐ家に帰れるし、親指もすぐ使えるようになるよ!
なに?
すぐに帰れて痛みもなくなるの?
なら、がんばろうかな・・・?
ということで、痛くてヤバイ親指を全力で引っ張ってもらうことになりました。
おかしい・・と悩む あいざわ先生
親指を力任せに引っ張ってみてください。
痛いですよね?
私の骨がずれてひん曲がった親指も、そんな感じで思い切り引っ張られました。
診察室に響き渡る私の絶叫は、もはや無視(笑)
今まで生きてきた中で断トツで1位を更新したこの痛みですが、なんと5回も立て続けに引っ張られ続けます。
あれ?骨が戻らない。。。
いくら引っ張ても、なぜか骨が元の場所に戻りません。レントゲン室でレントゲンを見ながら引っ張ること15分・・・激痛に疲れた私は、もはや沈黙です(笑)
緊急手術
どう頑張っても骨が元に戻らない・・・
これには別の原因があるかもしれない、とあいざわ先生に言われます。
先生
上司とも相談した結果なんだけど、このまま引っ張り続けると親指も骨折とかしちゃうこともあるし、なにより骨が戻らない原因があるはずなんだよね。
なので、緊急手術ってことで今から親指を開いて中をみたいんだけどいいかな?で、一泊してもらって明日の朝帰るってのを提案したい!
はぁぁぁ?
いやだ!!ぴえん!!!
引っ張れば帰れるって言ったから、痛みに耐えて頑張ったのに!
ぴえん超えてパオンじゃねーか!
心の中のつぶやきとは言え、一生懸命見てくださってる先生に向かってこんなことを思ってしまったことは反省しています。ですが、正直この時の絶望の気持ちだけは生涯忘れられないものとなりましたね・・・。
PCR検査&抗体検査
入院することが決まると、急にいろいろなことがバタバタとはじまります。
まず初めにされたことが
PCR検査と抗体検査です。
これをしなければ入院も手術もできないということらしい。
唾液だといいいなぁという淡い期待を抱いておりましたが、鼻から突っ込まれ喉にも突っ込まれ、身も心もボロボロでPCR検査を終えます。
ちなみに抗体検査は陰性!
PCR検査の結果はすぐには出ないと聞いて
じゃあなんでやったんだよ!と心の中で口が悪くなりました(笑)
手術の同意書にサイン
何が書いてあったか忘れましたが、サインをさせられます。
・万が一手が動かなくなることもある
・全身麻酔のデメリット
・輸血の危険性
こんな事柄に同意を求められます。
ひとつひとつサインをしている横でナースの方がバタバタと準備をしていきます。
輸血準備しますか??
という問いかけに、いらんいらんとする先生を見てもまだ手術が怖くてたまらない私。
輸血いらないって時点で、そんな危ない手術ではないことが容易に想像がつくはずですが、この時は怖くて怖くてたまりませんでしたね。
手術へ向けて
手術をするというお話を聞いてから、たったの1時間後に手術の時間が決まりました。つまり、心の準備をする時間もわずか60分しかありません。
まずは手術着に着替えます。全裸のうえに青い作務衣のようなものを着て、オムツをします。
どうやら全身麻酔をすると失禁してしまうこともあるようで、オムツを履くみたいです。大人用オムツ体験は、良い経験でしたがそんなに心地よいものではありませんね(笑)
そしてコンタクトを強制的に外されます。
私のコンタクトは1か月用のもので、まだ半月ほどしか使っていなかったのに捨てられました(笑)
事前に手術が決まっていれば、コンタクト液やケースなど用意できますが、緊急となると話は別なようです。
とはいえ、たまたまこの日はリュックに眼鏡を入れていたので、ついてる!いや、けがした時点でついてない。
手術
手術室までは、車椅子で行きました。
名前と生年月日を言って、手術室へ入ります。
歩けるし意識もあるので、自ら手術台へ上がります。
ちなみに手術室ですが、まさに大門未知子が出てきそうなドラマさながらの雰囲気。
手術台へ上がると、歯のチェックが始まります。
どうやら、気道を確保するときなど歯が抜けてしまう方がおられるそうで、グラグラした歯がないか、くまなくチェックされます。(ちなみに歯は健康でしたw)
そしていよいよ手術開始!
酸素マスクをつけられ、麻酔薬が点滴で入れられます。
3つ数える間もなく、というか麻酔薬が入った瞬間に目の前がぼやけてきてそのまま意識を失いました。
「あ、目を開けてられない。。。」
って思ったことは覚えていますが、その後のことは全く覚えていません。
手術が終わった
終わりましたよーおきておきてー
みたいな声が遠くから聞こえてきて、目が覚めた時には無事に手術は終わっていました。
人工呼吸が外されるのは気が付いてから~と書いてある記事も多かったのですが、私の場合は気づいた時にはすでに外されていたようで、人工呼吸の記憶は全くありません。
まだ半分ほどしか目覚めていませんが、全身が寒くて寒くてガッタガタ震えだしたのは自分でも怖かったです。
そしてその手術着のまま病室へ運ばれます。
手術後&緊急入院
病室では、心電図と点滴につながれ、酸素マスクをしながら回復に努めます。
手にはスマホを握らせてくれていたので、安静時とはいえスマホでポチポチして過ごしました。
とはいえ、右手は手術をしたためブロック注射の痺れで全く動かず。だらんと垂れ下がっています。
気づくともう12時間くらい何も食べてなく、喉もカラカラでお腹もグーグー。
でもって生理食塩水を点滴されていたので、飲んでいなくてもめっちゃトイレ行きたくなるんです。
手術が終わって1時間もたってないのにトイレに行きました(笑)
看護婦さんに手伝ってもらってやっとできるトイレ。点滴を引きずりながら入れる多目的トイレのありがたさ。
全身麻酔のふらつきや吐き気は、ラッキーなことに一切感じず。とりあえずトイレ以外は安静に過ごしました。
ちなみに手術後はこんな感じにw
高熱に襲われる
手術の後ガタガタ震えたと書きましたが、どうやらケガをしたこと&手術をしたことにより高熱に襲われたようです。
寒気の後にがーっと熱くなる感じはインフルエンザや風邪と同じ。
最初37度だった体温も、どんどん上がっていき、しまいには38.8度まで上昇。
まぁ、だいぶ高熱だったのですが個人的にはそれほどつらくもなく、なかなか元気だったので、考えることといえば「お腹すいたなぁ・・・喉乾いたなぁ・・・」です(笑)
手術の結果
手術が終わって3時間が経過したころ、あいざわ先生が病室に来てくれました。
先生
骨が引っ張ても戻らなかった原因なんだけど、靭帯が切れちゃって骨の間に入り込んじゃってたよ。関節の部分もだいぶ損傷してたから、早い段階で手術して良かったね。
靭帯も縫って骨も戻したから、あとは血液検査の結果が良ければ明日退院ね!
とりあえず手術して良かったのかな?・・と思いつつ私が今一番聞きたいのは
あの、喉乾いて死にそうなんですけど何か飲んでもいいですか?あと、お腹もすいて餓死しそうです。
術後の回復がめちゃめちゃ早くて良好だったらしく、OKをいただくことに。
自分では買いに行けないので、看護婦さんに付き添ってもらいます。点滴ガラガラしながら自動販売機へ。足早やすぎて叱られましたが、待ちきれないくらいのどがカラカラ。
砂漠で迷子になったときのオアシス、まさにそれが病院の自動販売機といっても過言ではありません(笑)
あとはこのあと食事が出てくれば完璧!とルンルン待っていましたが、待てど暮らせど出てこず。しまいには消灯時間になってしまいました。
全身麻酔で手術して満身創痍の体にもかかわらず
お腹がすいて眠れない
という、超健康人間みたいな夜を過ごす羽目に。
やっと寝つけたのが3時。
採血で起こされたのが5時。
失敗しまくる早朝の採血
5時にたたき起こされまして、寝ぼけ半分のまま採血が始まりました。
右手は手術のため×
左手は点滴をしてるので×
ということで、足から血を取ることに。
足って血を取るのが難しいらしいです。
4回の失敗を経て、ようやく取れました。
腕なら4回失敗しようが全然痛くないので良いのですが、足はマジの激痛。足の採血はもう経験したくありません。
食事
ついに、ついに私にもご飯がやってきました!
実に24時間ぶりの食事です。
入院したのが初めてだったので、生まれて初めての病院食。
お世辞にも美味しいとは言えなかったけど、食事ができるありがたさを十分に感じることができました。
そして、食事の時に気づくんです。
利き手が使えないことの不自由さに。。。。。
そして、翌日の朝10時に無事退院いたしました!
まとめ 全身麻酔による入院なんてもうヤダ
ここまで私の手術&入院の記録にお付き合いいただきありがとうございました。
本当に貴重な体験を2日間させていただき、身に染みて健康が1番だということを感じました。
とりあえず、完治まではまだ2か月ほどかかるとのことなので、のんびり左利き生活を楽しんで過ごそうかな?と考えています。
今後のYouTubeについて
バイクに乗ることができないので、どんな動画を作ろうか・・どんな動画がいいのか試行錯誤しています。
バイクで旅に出るのが好きだったので、バイクに乗れないと本当に個性を半分なくしたような・・そんな気持ちになるんですよね。
ですが、せっかくなので動画投稿は続けていきたいと思っています。
緊急事態宣言があければ、バイクに乗らずとも旅に出ることはできますし、キャンプだってやってみたい!まだまだやりたいことも多いので、そんな経験を動画に残していけたらなぁと漠然と考えています。
また、同じ指をけがをしてリハビリを頑張ってる方の参考になるような動画も今後作れたらと思っています。
いずれにせよ、動画をやめたくありません(笑)
なので、応援していただければ嬉しいです!
今後のブログについて
左手でキーボードを打つため、以前より時間がかかるんですよねぇ・・自業自得(笑)
ですが、これが思ったほど苦痛ではないので、書けるときは書いていこうと思っています。書きたいことも、まだまだたくさんあるのでね(笑)
なかなか時間を確保できないのが、ここ最近の課題&反省点なので、改善していけたらいいなぁと思っている次第です。
そんなわけで、貴重な体験をしたため、忘れないように備忘録も兼ねて記録させていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、進展があった場合はご報告させていただきます。
それでは、ちゃお~