ぼんじょるの、しーまんです。
今回の記事は【大菩薩ライン】について書いていこうと思います。
大菩薩ラインって聞いたことあるけど、いまいちどこにあるのかよくわからないよ?
という方は多いかもしれません。
実は、ツーリングで大人気の奥多摩周遊道路に近い場所にあるにもかかわらず、なんだかそこまで話題にならない「隠れツーリングスポット」感のある道路です。
個人的には奥多摩周遊道路よりも、大菩薩ラインのほうが好きです。
といいつつ、5年くらい行ってなかったんですが、先日久しぶりに走ってきました!今回はその時のルートなどを紹介しつつ、大菩薩ラインの魅力をお伝えしたいと思います。
こんな方にはかなりおすすめのツーリングスポットかもしれません。
初心者の方でもかなり走りやすい道なので、是非行ってみてくださいね。道志みちに行くよりは断然大菩薩ラインをおすすめしますよ!
ちなみに初心者の方におすすめなのは早朝アタック。興味のある方は、別記事も覗いてみてくださいね。
【大菩薩ライン】を走った日のことを動画にしてます。動画で見たい方はこちらから!
大菩薩ラインとは
大菩薩ライン(国道411号)は山梨県甲府市と東京の奥多摩町を結ぶ、全長約40キロのワインディングロードです。
標高2,057mの大菩薩領嶺を迂回するようにある道から「大菩薩ライン」の名がつけられたそう。
大菩薩ラインのある柳沢峠は、標高1,472m。青梅街道(国道411号)の最高地点となっています。
大菩薩ライン 今回のルート
今回のツーリングは、ちょうど寒波が来た日に行ったため(なぜそんな日に…)かなりショートツーリングになっています。
なので真夏や冬にはちょうどいいかも。
ということで、実際に走ったルートはこんな感じ。
走行距離はだいたい180kmくらい。
スタートは八王子ICにしてあります。
無理しない距離なので、このルートでしたら初心者の方でも安心して走れるのでおすすめですよ。
お好みで、大菩薩ラインを往復したり逆アタックで秩父方面に抜けたりと、大菩薩ラインはわりと自由にアレンジのできる道です。
ロンツーにも使えますので、お好みのルートを作ってみてください。
帰る場所によっては奥多摩周遊道路も走れる
山梨県側から大菩薩ラインを走ると、奥多摩町につながっています。
そのまま奥多摩周遊道路も走ることができるので、走るのが大好きなライダーさんなら、かなり満足なツーリングになるかもです。
この日は私も「大菩薩ライン→奥多摩周遊道路」と山を走りこんできました。
冬は通行止め
大菩薩ラインは12月末~4月末まで冬季通行止めとなります。
先日私が大菩薩ラインを走った日は、ちょうど大寒波が来ていた日でもあり、気温は高くて2℃、頂上付近は-5℃まで下がりました。
幸い凍結もしていなかったので、塩カルなどもまいてはありませんでしたが、12月に走るのはおすすめしません(笑)
大菩薩ラインの何がいいの?
初めて大菩薩ラインを走ったのは5年ほど前。初めて走ったその日にすぐ大好きになった道です。
ここからは私が好きな大菩薩ラインの魅力について話していこうと思います。
・ 道幅が広く走りやすい
・ ループ橋がある
・ 絶景
・ 混雑しない(ライダーが多すぎない)
こんな感じ。
道幅が広く走りやすい
大菩薩ラインは基本的に片側一車線の道路なのですが、峠道にしてはかなり道幅が広いです。
なので、初心者の方も安心して走れるのではないかと思います。
道志みちなんかは道幅も狭く、ブラインドカーブでかなり走りにくいですよね。その点大菩薩ラインはカーブも緩やかで本当に走りやすいですよ。
奥多摩側は少し狭いところもありますが、そんなにきにならないので、快適に走行できます。
ループ橋がある
大菩薩ラインは、ループ橋が設置されています。
ループ橋ってテンション上がりますよね!
道路もめちゃくちゃきれいなので、本当に気持ちよく走ることができます。
大菩薩ラインで私が1番好きな場所です。
絶景
大菩薩ラインは、柳沢峠という場所を走っています。標高は1,472 m。
周りは森や谷に囲まれ、高い場所からは遠くに甲府盆地や富士山が見える絶景のワインディングロードなんです。
晴天の日には思わず声をあげてしまうくらい、走る気持ちよさと絶景が最高の道路です。
混雑しない(ライダーが多すぎない)
最近は「やれ道志みちだ」と、なんだか毎週末バイク祭りが開催されているような、そんな賑わいを見せておりますが、この大菩薩ラインは淡々粛々と走ってるライダーが多い印象です。
以前の道志みちは、今のようではなかったので良く出かけていましたが、最近は「行きたくないな」とすら思ってしまうこともしばしば。
そんな道志みちとは正反対で、とっても静かに時間が流れているのが大菩薩ラインなんです。
だからでしょうか・・・?本当に走りやすい。
そして他人に必要以上関わらない、そんな感じのライダーの雰囲気がめちゃくちゃ好き。私に合ってる場所だなぁ~なんてつくづく思ってしまいました。
近くには「ライダーズカフェ 多摩里場」なんてカフェもあったりするので、バイクは少なくはないけれど、なんというか本当に個々それぞれが楽しんでいる、そんな感じがあるんですよね。
近くの道の駅(たばやま)も、道志の道の駅のようにテンヤワンヤしていないのも、個人的にはかなり好きです。
まぁこの項目は、あくまで個人の意見です。
大勢で集まるのが好きな人でも、もちろん楽しく走ることはできますよ!
大菩薩ラインツーリングで寄りたいスポット
今回は冬場に出かけたということもあり、多くの場所に寄らずに帰宅しちゃいました。(日が短いからすぐ暗くなるんですよね)
なのでここからは
・今回行った場所
・これから行ってみたい場所
と分けて書いてみようと思います。
今回行った場所
今回はショートツーリングでしたが、とっても充実していて楽しかったです。ということで、今回のツーリングで寄ったスポットを紹介していきます。
ほうとう処 慶千庵
『おばあちゃんのお家で、ほうとうを食べてる』
そんな気分にさせてくれる、古民家の素敵なほうとうのお店「慶千庵」です。
外観もお庭もとっても素敵で、表札があったから本当におうちなんだろうなぁという感じ。
ほうとうもアツアツで、寒くて震えてたからだがポッカポカになりました。バイクに乗ってると必要以上に凍えているのでツーリング+ほうとうの組み合わせは最高です。
ちなみにここのお店、お味噌がものすごく美味しいんです。
手作りのお味噌を使っているそうですよ。
ほうとうを頼むと付いてくる辛味噌も手作り。お庭で育てている唐辛子をふんだんにつかっているそうで、これがまためちゃくちゃ美味しかったです。
大菩薩ラインに来たら、是非寄ってみてくださいね。
ほうとう処 慶千庵
山梨県甲州市勝沼町勝沼2893
0553-44-3535
営業時間:
[5月~10月] 11:00~17:00
[11月~4月] 11:00~16:00
定休日:
5月~10月は無休 11月~4月は火曜日
道の駅たばやま
大菩薩ライン沿いにある道の駅「たばやま」です。
この道の駅、実は温泉(ぬめこい湯)が併設されています。
大菩薩ラインを走って温泉に入って、のんびりするツーリングもいいですよね~!
私も今回のツーリングで、この温泉入りたかったんですが日が落ちるのが早いので諦めました。ー5℃のなか走ったので本当は入りたかったんですけどね。
山梨県丹波山村の名産品や特産品を数多く取り揃えた売店もあります。
オオカミや鹿などが有名なのかな?
それらを扱った品がたくさん置いてありました。
私は勝沼のワインと丹波山村の地ビールをお土産にしましたけどね(笑)
道の駅たばやま
山梨県北都留郡丹波山村778番地2
0428-88-0026
営業時間:午前10:00~午後5:00
のめこい湯:http://www.nomekoiyu.com
これから行ってみたい場所
ここからは、私が大菩薩ラインに行ったら行ってみたい場所をあげてみようと思います。
勝沼のワイナリー
今回大菩薩ラインを山梨側からアタックするにあたって、勝沼ICを使いました。
勝沼と言えばワイン!ということで、もう辺り一面の葡萄畑なんですよね。こんなにも葡萄畑なの?って言うくらい葡萄でした。
で、やっぱり酒好きなもんで思っちゃったんですよね。
これは、ワイナリー行ってみたい!それにワインのお土産もたくさん買って帰りたいなぁ。
なんなら勝沼にバイクで来て2泊くらいしちゃって、たらふくワイン飲むツーリングだっていいじゃん!!
いやこれ、本当にやりそうです(笑)
でも面白そうなので、暖かくなったらやってみようかな?と思ってます(笑)
猫のいるカフェ「よりみち茶屋とおまわり」
一度行きたいと思ってるんですが、いつもタイミング悪く行けてないカフェ『よりみち茶屋とおまわり』
今回こそ行こうと思っていたのですが・・・
◆重要なお知らせ◆
— よりみち茶屋 とおまわり (@chaya_toomawari) November 20, 2020
12月の2週目から3月2週目までは日曜日のみの営業とさせていただきます。時間は11時から19時といたします。(3月20日より土曜日営業再開します)
心身共に無理のない範囲でお店を続けていくために、そしてまた春から万全の状態でスタートできますよう、このようにいたし→つづく pic.twitter.com/wCqh1WbJy6
なるほど平日やってないのかーって感じで平日ライダーの私はなかなか行くことができていません。
いつか白猫ちゃんに会える日を夢見ているんですけどね。
ということで、場所は奥多摩寄りに位置しています。
日曜日に奥多摩に行ける方は是非足を運んでみてください!
まとめ|大菩薩ラインは癒しの峠
今この記事では
大菩薩ラインの魅力
などを個人的な主観から書いてみました。
走っていて楽しく絶景も楽しめる。
そして、静かな峠「大菩薩ライン」
個人的には、都内から日帰りで行けるツーリングとしては1位2位を争うくらい大好きなワインディングロードです。
まだ行ったことない方は、ぜひ一度バイクを走らせてみるのはいかがでしょうか?
初心者の方でも安心して走れる峠なので、初心者ライダーの方もチャレンジしてみて下さい。
ちなみに「道の駅たばやま」では、美味しい山梨のお酒や物産がたくさん売っているので、シートバック推奨です(笑)
それでは今回はこの辺で終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました!ちゃお~