どうも、しーまんです。
新しいバイクが納車されて半年が経過しました。
スクランブラー1100トリビュートプロ乗りになりました🧡 pic.twitter.com/bUItxwYtxq
— しーまん (@seaman_bikelife) July 17, 2023
納車されてちょうど半年!乗れば乗るほど楽しくなってる今日この頃です。
ということで、こちらのブログでは遅ればせながらのご報告となりますが(笑) わたくし…ドゥカティスクランブラー1100トリビュートプロ というバイクに乗り換えました!
慣らし運転期間もあっという間に終わり、サクッとビーナスラインや九州にまでツーリングに行ってしまうほど、とても乗りやすくすぐに楽しめるバイクという印象です。
この記事では、私の購入したバイク「ドゥカティ スクランブラー 1100 トリビュートプロ」を半年乗ってわかった魅力や乗っていて気になる点などを書いていこうと思います。
とはいえ、バイクに詳しくない私が詳しいインプレなんて末恐ろしい…(笑)インプレというよりは、率直に乗ってみた感想や雰囲気をお伝えするブログと思っていただけたら幸いです。
ちなみに、女性や初めてドゥカティに乗るって人にはかなりおすすめできるバイクかな?と個人的に感じました。
- ドゥカティに乗ってみたいけど不安だな…
- 女性でも乗りやすいドゥカティってあるかな?
なんて思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
動画で見たい方はこちらもどうぞ
スクランブラーを納車し、いくつかファーストインプレッション的な動画も撮っていました。参考になるか微妙ですが(笑) お暇がありましたらこちらの動画も併せてご覧ください!
トリビュートプロはすでに絶版?
ちなみに私が購入した「トリビュートプロ」というモデルは、すでに販売休止が決まっているそうです。
(納車動画を見るとわかりますがディーラーの方が説明しています。が、今年も普通にHPに載っていたのでまだ購入は可能そうです!うーん…絶版撤回なのか? 今のところ不明。)
絶版が決まってる車種をインプレするの?
と思った方もいらっしゃるかしら?(笑)
私が購入した「トリビュートプロ」は、ドゥカティスクランブラー1100プロという車種の中のひとつのモデルにすぎません。
多少バイクの規格が違う部分もありますが
ほぼほぼ同じだと思っていただいて良いかと思います。
スクランブラー1100プロのラインナップ
スクランブラー1100プロはトリビュートプロ以外にも様々なラインナップが勢ぞろい。
個性豊かなモデルがそろっているので、お好みに合わせて選べる楽しさも魅力的ですよね。
また、新しいモデルも続々と出てくるのもドゥカティスクランブラーの特徴!
自分好みの最高の1台に巡り合えること間違いなしです。
詳しい特徴などはドゥカティ公式サイトをチェックしてみて下さい!
https://scramblerducati.com/ja/scrambler-1100-pro/
スクランブラー1100プロを購入した経緯
私は昨年までDUCATI MONSTER 821 というバイクに乗っていました。
赤のモンスターに4年半(2015年式)。
黄色のモンスターに2年(2020年式)。
どんだけモンスター好きなんだよ!
と突っ込まれてもおかしくないほどに、モンスターをこよなく愛し(笑) 年式の違うモンスターに乗り換えたりしてしまうほどモンスターが大好きだった私です。
さてさてそんな私ですが、実はずっと乗ってみたい車種がありました。
これは、赤のモンスター納車時のInstagramの投稿なのですが「あれだけスクランブラーが欲しかったのに…」と書いてあります(笑)
そうなんです。実はこのころからずっとずっとスクランブラーに乗ってみたかった(笑)
あれから約7年。満を持して「トリビュートプロ」というなんともレトロでお洒落なスクランブラーが発売されたと聞き、ワタクシいてもたってもいられず(笑) 後悔しないために購入を決意したというわけです。
はい、見た目で決めました(笑)
今までリッターに乗りたいと思ったことはなかったけど、これから年を重ねるごとにどんどん大きなバイクは乗りにくく扱いにくくなっていく…そんなこと想像すると「これがリッターに乗れる最後のチャンスなのではないか?」と考えるようになり、ますます「乗るチャンスは今しかない!」と思うようになったんですよね。
試乗車もレンタルバイクもなし
「見た目で決めました!」
と言っておきながらなんですが、身長も小さい…バイクの技量も乏しい…そんな私が見た目でバイクを決めるなんてヤバい事案なのです。
絶対に確実に試乗しなければならない!のですが、ご時世なの?お店にバイクが全然ない。トリビュートプロの試乗車はおろか、ダークプロやスポーツプロの試乗車すらディーラーにゼロ。
全国のレンタルバイク屋さんを見たけれど、
トリビュートプロは関西に1台あったな?程度。
なんとか旧モデルのスクランブラー1100をまたがらせてもらう(試乗ではない)機会を得たけれど、トリビュートプロと少し規格が違うということもあり「こんな感じね、なるほどね」程度の確認しかできずで、個人的には清水の舞台から飛び降りる覚悟での購入となりました。
まぁ、そんな私でも乗れているスクランブラー1100プロ。
とても乗りやすいんだろうな、と想像できるでしょ?(笑)
スクランブラー1100プロ|私が感じた良かった点と気になる点
ここからは、私がスクランブラー1100トリビュートプロに乗って感じた「良かった点」と「気になる点」を挙げていこうと思います。
約半年ほど乗り、現在メーターは3000kmほど。試乗もせず購入したので「想像してたよりも良かった!」と思う点もあれば「これは乗らないとわからなかったなぁ…」と思う点もありました。
これから購入しようと思っている方の中には、私のように試乗できない方もいらっしゃるかと思います。そのような方の参考に少しでもなれば嬉しいという願いも込め、備忘録として記録します。
良かった点
スクランブラーに乗って私が感じた良かった点はこんな感じ。
- 空冷なのに熱くない!
- ドゥカティなのに熱くない!
- クラッチはわりと軽い
- 低速のトルクがあって乗りやすい
上に挙げたものは試乗しないとわからなかった要素ばかりだったので、乗ってみて初めて驚きと共に「これは最高ではないか!」と購入した自分を褒めたくなったりもしました(笑)
空冷なのに…ドゥカティなのに熱くない
以前、このブログでも書いたのですが
ドゥカティの熱さは異常です!
油断して軽装(ヒートガードのないパンツ、インナーを履かない等)で乗ると、上の写真のように太ももからふくらはぎにかけて全体がヤケドします。ヒドイときはこのまま半年ほど痕が残る(笑)
これは、ラジエーターファンから送られてきた熱風が足に直撃して焼けつくしたものなのですが 、モンスター(水冷)の場合はこのようなヤケドをするほどの暑さに見舞われます。正直、夏なんて乗っていられません。
友人のドゥカティ(ストファイやパニガーレ=水冷)も同じように熱が足に直撃すると聞いたので
ドゥカティってめちゃくちゃ熱いんだな。熱くて熱くてヒーヒー言いながら乗るのがドゥカティってもんなんだな!!
なんて思っていました。
ところがどっこい!
スクランブラーは全然熱くない!
一般的に水冷よりも空冷のほうが熱いと言いますが(例えばハーレーとか熱いって言いますよね)、ドゥカティに関してはなぜか逆!
何度も言うけど
スクランブラー全然熱くない(笑)
ドゥカティが苦手な人もこれなら乗れるのでは?
ドゥカティが苦手な人って、この「異常な熱さがだめ」って人も多いと思うのです。熱すぎて乗ってられないなんて気持ちよく走れないですもんね。
とはいえ乗ってるうちにこの「異常な熱さ」には徐々に慣れてくるんだけど、それでも夏なんかは乗れたもんじゃねぇ!(笑)
そんなドゥカティ苦手さんにも受け入れられるレベルで熱くないドゥカティ!
それがスクランブラー1100プロなのである!(笑)
私も国産車から初めてモンスターを試乗したときは、熱すぎる熱さにかなり驚きました(笑) 乗れないかも…とすら思った(笑)
"熱さは苦手だけどドゥカティを所有してみたい" という方にはスクランブラーはかなりおすすめです!是非検討してみて下さいね。
クラッチはわりと軽い
リッター超えのバイクですが、
スクランブラー1100プロのクラッチは軽め。
モンスター821と大して変わらない重さです。
国産車で例えると、800ccクラスのクラッチと同じくらいか少し重たいくらいだと感じました。(前に乗ったことがあるW800よりちょっと重いかな?という感じだった。)
例えば、パニガーレV4なんかはスクランブラー1100プロと同じ排気量だけれども、クラッチはけっこう重たいです。まぁバイクの種類が違うと言えば違うけど、同じ排気量でもこれだけ違うんだ…と驚くほど。
なんかリッター超えのバイクって、クラッチがすごい重たい印象があって嫌煙しちゃうな…
と思って、なかなか一歩踏み出せない女性や初心者の方がいましたら、ぜひ安心してスクランブラー1100プロを検討してほしいなぁと思います。
ちなみにハーレーの1923ccという怪物みたいなバイクに乗った時は、左手がちぎれるかと思いました(笑) ハーレーをひょいひょい乗れる女性って本当に尊敬します!すごすぎる!!
低速のトルクがあって乗りやすい
スクランブラー1100プロはめちゃくちゃ低速が走りやすい!
ローギアでもガクガクせず3速30km走行もできちゃいます。(※時と場合にも寄りますが)
以前乗っていたモンスター821で3速30km走行しようものなら、もうガクガクしまくってエンストしそうで…いや、たぶん絶対走れない(笑) クラッチが繋がらないと思う。
それがスクランブラー1100ならお手の物(笑)
めちゃくちゃ街乗りしやすいバイクです。
私の場合はほぼ街乗りしかしないので、モンスターからスクランブラーに乗り換えてかなり運転が楽になりました。
気になる点
スクランブラー1100トリビュートプロに乗って私が感じた気になる点はこんな感じ。
- ハンドルが遠く幅広がキツイ
- 足つきが悪い
これに関しては体格の問題や感じ方などが大きく関係しているので "個人的に気になる点" といった視点で読んでいただければ幸いでございます。
ハンドルが遠く幅広がキツイ
スクランブラーだけでなくドゥカティ全般に言えますが
ハンドルの幅、広すぎじゃね?(笑)
これ乗りにくくて乗りにくくて(笑) モンスターの時代は、アエラの短いハンドルに変更して乗っていました。
がしかし、短いハンドルに変えてしまうと「構造変更」という手続きをすることになり、新車で購入してしまうと3年後の車検が→2年後の車検になってしまうというデメリットが発生します。
車検が1年早くなるのはさすがにモッタイナイ。
ということで、本当は短いハンドルに変えたかったのですがそれができず。現在は、純正よりも少し短い800ccのスクランブラー用のハンドルを使用しています。まぁちょっとは乗りやすくなったかな?
小柄な女性は、幅広ハンドルに注意が必要かもしれません。
また、トリビュートプロは体格の大きなイタリア人に合わせて作ってあるため、私のようなチビが乗るとハンドルがめちゃくちゃ遠い! 他のモデルよりも少し遠い印象です。腕ピーンになる…(笑)
どちらも試乗してみないとわからない点だったので、やっぱり試乗は大事だな…と改めて思う今日この頃です。
スクランブラーは "乗りやすくて熱くない" といった点においては初心者や女性にもおすすめできますが、ハンドルの幅広感や遠さに関してはちょっと辛いかもしれません。
購入を検討しているのであれば
やはり1度試乗することをおすすめします。
余談ですが、実は「ハンドルバーライザー」というものを使用すれば ハンドルを手前に持ってくることも可能なんだとか。詳しくは各々で検索してみて欲しいのですが、やっておられる方もちらほらおりました。
私もディーラーさんに相談してみたのですが
クラッチやブレーキのワイヤー類が足らず…
ハンドルバーライザーは使えないなぁ。あまり色々いじらない方がいいと思うから、一旦この状態で乗って慣れてみて!
とのことで。私の場合は、とりあえずはこのまま乗って慣れていくことになりました(笑)
足つきが悪い
スクランブラー1100プロは、シート高810mmと足つきがとても悪いです。
チビの私はそのままでは到底乗れません…。
ということで、あんこ抜きをしています!
現在は780mmくらいになったので、かなり足つきは改善されました。
ですが、そのせいですでに遠いハンドルが必要以上にかなり遠くなってしまうというデメリットが発生しています。小柄な女性はちょっと気を付けた方が良いかもしれません。
これもやはり試乗をおすすめします。
(お願いです。試乗車を作ってください!)
まとめ|スクランブラー1100プロは女性や初心者にもオススメだけど、注意も必要
今回の記事では、スクランブラー1100トリビュートプロに半年乗って感じた私の感想などを書いてみました。
スクランブラー1100プロシリーズは、ドゥカティの中でも熱くないバイクでとても乗りやすいです。クラッチなども重すぎないので、初心者や初めてドゥカティに乗る人にはかなりおすすめできます。
ですが、体格の良い人向けのバイクなので
- ハンドルが遠い(とくにトリビュートプロ)
- 足つきが悪い
などのデメリットも。
試乗車が用意されているディーラーさんは少ないかもしれませんが、小柄な方はなるべく試乗してから購入することをおすすめします。
いやー…やっぱ試乗って大事です。
改めて購入してから痛感しました。
ドゥカティさん…ほんと試乗車用意しといて(笑)
心からのお願いです(笑)
スクランブラー1100プロが気になった方は、是非公式サイトでチェックしてみてくださいね。
ということで、今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ちゃお~