私のリトルカブの調子がすこぶる悪い。
実はちょっとだけ乗り換えを検討しているのです。
ということで、乗り換え候補の1つに"Honda Dax125"が挙がりましたので さっそくレンタルバイクをしてみました。
DAX125で遊んできたっ!
— しーまん (@seaman_bikelife) July 27, 2024
私が通った時は山伏峠20℃だったからもうみんな早いとこ山へ逃げた方がいい☀️ pic.twitter.com/a9bZ9ZLIq8
今回は2日間 "Honda Dax125" をお借りしたので、乗った感想やフィーリングなどをお伝えしようと思います。
とはいえ、毎度のごとくですがバイクに詳しくない私がインプレなんてできません。なので、率直に乗ってみた感想や雰囲気をお伝えできれば…と思っています。
詳しい詳細などは公式HPでご確認していただければ幸いです。
この記事が、どなたかの参考になればとても嬉しいです。
動画でもどうぞ!
先日ダックス125の動画をYouTubeに公開しました。インプレ動画ではありませんが、排気音や雰囲気などをお楽しみいただけるかと思います。
お暇なときにどうぞ!
Dax125|私が感じた良かった点
ダックス125に乗って私が感じた良かった点はこんな感じ。
- クラッチ操作がいらないので楽ちん
- 女性でも気軽に乗れる安心感
- 燃費が良すぎる
- のんびりも走れるし加速もしなやか
飼い犬と一緒にお散歩をしているような。
そんな感覚になれるダックス125(笑)
ちなみにダックス125の狙いは "Family & Leisure Sneakers" (ファミリー&レジャー スニーカー)。「家族の一員として愛され、すれ違う人までも笑顔にするレジャーバイク」として誕生したとのこと。
なるほど。確かにこの一匹は、一家に一台あったらいいなと思わせてくれるワンちゃんのような存在感だったなと改めて感じます。
クラッチ操作がいらないので楽ちん
ダックス125はクラッチ操作のいらないロータリー式のギア(リターン式)(自動遠心クラッチ)を採用。
私の持っているリトルカブやクロスカブ、そしてハンターカブなどのカブシリーズと同じクラッチです。
なので、マニュアル操作が不安な方やAT限定小型普通二輪免許しか持っていないという方でも気楽に乗ることができる、最強原付二種なのです。
リトルカブからの乗り換えを検討している私ですが「1台はこの気楽なギアのバイクに乗りたいよね」と思っているので、やっぱり候補の1台かな?と。
リトルカブは3速なのに対し、ダックス125は4速まであるので乗り心地も良く加速スピードも最適でした!
エンストの心配もないので「初めてバイクに乗るよ!」という方にもおすすめできる1台です。
女性でも気軽に乗れる安心感
ダックス125の全長は1760mm。
クロスカブの全長が1935mm、ハンターカブの全長が1965mmなので比べるととてもコンパクトなバイクと言えそうです。ちなみにリトルカブの全長が1775mmなので乗り換えたとしても違和感なく乗れそうなところも好印象でした。
また車体も107kgと超軽い!これはクロスカブ(107kg)やハンターカブ(118kg)とさほど変わらない重さなんだけど、やっぱり車体が軽いだけで女性はかなり楽だと思うのです。
ちなみにだけど、我がリトルカブは79kgという異次元の軽さなんだぜ(笑)
足つきは良くもなく悪くもない
ダックス125のシート高は775mm。
小柄な方が1番気になっているであろう足つきですが
これは良くもなく悪くもないといった印象でした。
シート高だけ見るとそれほど高くないと思われがちですが、左サイドにはBOXが右サイドにはサイレンサーが張り出しているため 少し足を開いて乗らなければならず その分足つきが悪くなっていると思われます。
が、車体も軽くバイクを容易に倒せるため 身長150cm程度の私でも余裕で乗れちゃいました!
ダックス125と同じシート高である "モンキー125" にも乗ったことがあるのですが、モンキー125はシートの横幅がある関係で同じ775mmのシートですが圧倒的に足つきが悪かった印象です。
ちなみにモンキー125とダックス125は同じメーターを使っているらしい(笑)
メーターは同じですが、クラッチ操作の違いやハンドルの絞り具合なども違うのため 乗り心地は全く違うバイクでどちらも楽しかったです。
インプレではありませんがモンキー125を借りた動画を貼っておきます!お暇な方は是非どうぞ。
やっぱHONDAの原付二種は楽しすぎるんだよな(笑)
乗り換えるならどのバイクにするか…
めちゃくちゃ悩みます(笑)
燃費が良すぎる
HONDAのバイクに乗ると必ずと言っていいほど感動している燃費。
ダックス125も申し分なく燃費は良すぎです!
ダックス125の燃料タンクはカブ同様シート下にあります。
タンク容量は3.8リットル。
クロスカブは4.1リットル、ハンターカブは5.3リットルなのでタンク容量は幾分か少な目。
とはいえ、公式が公表している国際基準となっている走行モード(WMTCモード値)で測定された値では、1リットルあたり65.7kmという燃費消費率となっているのでタンクが小さくても全く問題ないレベルで燃費は良さそう。
そんなわけで、ワタクシ今回も実際の走行距離からしっかりと燃費を計算してみました(笑)
今回は、あきる野へかき氷を食べに行き→次の日は山中湖まで走ってきたため ダックス125の走行距離は246kmと燃費を計算するには必要十分な距離を走ったかな?と。
いつもの通り、
- 渋滞にはまる
- すり抜けなし
という、いたって普通のツーリングをしてきましたので、参考にしていただければ幸いです。
走行距離は246km。
ガソリンの使用量は4.5ℓ。
ということで
実装燃費は54.6km/ℓ
という計算になりました。
〈246km÷4.5L=54.6km/ℓ〉
タンク容量は3.8リットルと小さめですが 満タンで207km走れる計算なので、こりゃどこへでも行けちゃいますわね(笑)
のんびりも走れるし加速もしなやか
ダックス125は自動遠心クラッチを採用しているため、AT小型限定普通二輪免許があれば だれでも気楽に乗ることができます。
なので難しいこと考える必要はなし。
ただただ楽しく乗れる!(笑)
スクーターとは違い、足でガチャガチャとギアを変えながら「いかにもバイクらしい」感じを体感することができるのも魅力的です。
また加速も必要十分。
普通の街中であれば3速で事足りました(笑)
トコトコとのんびり走るバイクかな?と思いながら試乗したのですが、ローギア→2速→3速…とギアを変えるたびにどんどん加速していくので、「わぁぁぁ楽しいぃぃぃぃ」と思わず言ってしまうくらい気持ちよく加速する。
「今までスクーターしか乗ったことない」という方の最初のミッションバイクとしてもおすすめですし、何よりバイクの楽しさが伝わる1台…いや、一匹かな?と思います(笑)
Dax125|乗ってみた感想
ここからは ダックス125に乗ってみて
感じたことをつらつら書いてみようと思います。
峠を走るには慣れが必要かも
自動遠心クラッチを採用しているダックス125。
このギア操作で峠を走るのは慣れが必要かな?と感じました。
レンタル初日は普通の街中を走ったため 深く考えることなく快適にトコトコ走行できたのですが、翌日の道志みちの運転は難しかった(笑)
以前カブで道志みちを走行したときも頭がこんがらがっちゃった記憶があるんだけど、今回もうまく走らせることができず。クラッチ操作が必要なバイクと同じような走りはなんかできないんだよなぁ(笑)
4速のままだと当然坂は登れなくてギアを落とさなきゃいけないんだけど、これがどうも普通のバイクのようにスムーズにできない。足がこんがらがっちゃうんじゃないかと思うくらい良く分からなくなりました(笑)
峠を走るのは慣れが必要かもしれません。
そうそう、ブレーキはドラムブレーキではなく前後ディスクブレーキが採用されていました。そしてABSも完備!なので街中でも峠道でもかなり安心感があったのはありがたかったです。
ちなみにシートもふかふかで、全然お尻が痛くならなかったのも印象的でした。
シートバックを設置するならキャリアが必要
シートバックにカメラや三脚を積んで山中湖へ向かったワタクシですが、ここで問題発生!
ダックス125はシートがもともとタンデムできる仕様になっているから、ついついシートに色々積載しちゃいたくなるんだけど、シートに積載するとガソリンを入れることができなくなる←という問題に直面する。
そう、ダックス125のガソリンタンクはシート下にあるのだ(笑)
ガソリンスタンドでそれに気づいた私。
セカセカとシートバッグを取り外すという失態を晒すことになりました。
皆様はぜひ気をつけていただきたい!
ダックスに荷物を積むならキャリアがマストです。
だけど、キャリアさえつけちゃえば荷物を積みつつニケツもできちゃう。かなり実用的な車両になると思うのよ。震災なんかあった時にも、ニケツできたり荷物を多く詰めるだけでかなりアリですよね。
それを考えるとやっぱりダックスは乗り換え候補になるなぁ。
まとめ|Dax125はみんなをハッピーにしてくれる愛犬のようなバイクだった
今回の記事では HondaDax125 に乗って感じた私の感想などを書いてみました。
トコトコと愛犬と街中をお散歩しているような、
そんな感覚で乗れるダックス125。
どこまでも走りたくなってしまうしなやかな加速とトコトコ感!
タンク容量はちょっと少なめだけど、
燃費も良いのでダックス125で旅に出るのも楽しそうです。
また 乗り心地はまさにカブそのものだったので、乗り換えたとしても違和感なく乗れるところは買い替え車両の候補になります。
リトルカブを修理して乗るか…
乗り換えるか…
まだ検討中ですが、ダックス125が有力候補であることは間違いなし!
とっても素敵なバイクでした。
また乗りたい!
ということで、今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!ちゃお~