世界最小の超小型アクションカメラが登場だ。
バイクの撮影も!街歩きも!誰でも気軽にVlogが撮れるぞ。
2023年8月。大人気アクションカメラ "Insta360" より 最新モデル「Insta360 GO 3」が発売されました。
Insta360の商品は今まで2台ほど使用してきましたが、それらのカメラはすべて360撮影ができるタイプのもの。そして今回ご紹介する「Insta360 GO 3」は 360度カメラではないアクションカメラとなっております。
今回もInsta360さんからご提供いただいたので、このブログでもご紹介させていただきます。
わたしは普段から街歩きの動画やバイクの動画を撮影しているため、この記事でも「街歩き」や「モトブログ」にどうなのか?ということを検証していくつもりです。
これからアクションカメラを購入したいと思っている方や、気軽に街歩きやモトブログなどのVlogを撮影がしたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
公式サイトはこちらから!
https://bit.ly/3LurwTS
画質や音質のチェックは動画でどうぞ!
「Insta360 GO 3」の画質や音質はぜひ動画でチェックしてみてくださいね。
「Insta360 GO 3」ってどんなカメラ?
こちらが Insta360 GO3。私が普段使っているInsta360商品の中では Insta360 ONE RS とデザイン的には似ていますが、性能や特徴は全く異なる世界最小アクションカメラです。
実際1か月ほど使用してみたのですが、街歩きの撮影はもちろん!バイクでもいろんな方法で撮影できることがわかり「これは楽しいバイク映像を撮影するにはモッテコイのカメラなんじゃないのか?」と、今から今後の動画撮影が楽しみになってしまうほどでした(笑)
街歩きやバイク撮影に最適な世界最小カメラ
Insta360 GO3の大きな特徴は、本体(アクションポッド)からカメラを取り出して使用できる点。
取り出したカメラは磁石になっているので、磁気のあるところならどんな所でも撮影することができるという 今までになかったおもしろすぎるカメラです(笑)
またカメラを取り出せば その重さはなんと35g!
卵(M)の重さが約60gなのでめちゃくちゃ軽いですよね。
磁気ペンダントが付属しており、街歩きやバイクでの撮影はこちらのペンダントを使用します。ペンダントは長さの調節ができるので、お好みのアングルに調節することも可能。
角度調整用のインサートも付属しているため
状況に合わせて撮影することが可能となっています。
磁石は割と強力
わりと強力な磁石でしっかりマウントできるので、胸にマウントしても重みで落ちてきたり すぐ外れてしまうなんてことはありませんでした。アスレチックなどの激しい環境での撮影もしてきましたが、最後までしっかり磁石でくっついていたのは感動(笑)
また、カメラが軽いこともあり バイクでの走行は首などの負担にもならずかなり快適です!
ただ 分厚いジャケットの中にペンダントを入れて撮影すると やや磁気が弱くなってしまうので気を付けた方がいいかもしれません。
フリップ式タッチスクリーン搭載のアクションポッド
アクションポッドのスクリーンはなんとフリップ式!
自撮りやVlog撮影には便利すぎる機能ですよね。
カメラを切り離してもスクリーンで画面プレビューができるので、バイクを撮影をするときの画角調整も超ラクチンにできちゃいます!
今までならスマホのアプリで画角を調整するのが一般的でしたが、これならバイク走行時でもササっと画面プレビューができるのでかなり便利ですよね。
バッテリーの持ち時間はかなりいい!
アクションポッドに入れて撮影をすれば、なんと170分もの連続撮影が可能!ちょこちょこ止まってバッテリーの確認ができないライダーには嬉しい長さです。
ちなみにカメラを切り離して使う場合の持ち時間は45分!
いや、この小ささで45分も連続撮影できるなんて凄いですって。
カメラはの充電がなくなったら、アクションポッドに入れて充電します。
ちなみに内蔵バッテリーのため、バッテリーの入れ替えなどは不可。なくなったら充電しなければいけないという手間はありますが、170分も撮影出来ればなかなかのもんです(笑)
「Insta360 GO 3」どんな撮影ができる?
Insta360 GO3の撮影バリエーションはこんな感じ。
- 動画|通常のビデオ撮影 16:9/9:16
2.7K(最大30fps)/ 1440p(50fps) / 1080p(50fps) - FreeFrame動画|録画後に調整可能な撮影
1440p(50fps) / 1080p(50fps) - タイムラプス|タイムラプスビデオ撮影
インターバル:0.5s/1s/2s/4s/10s/30s/1min/2min
1440p,30fps固定 - タイムシフト|ハイパーラプス撮影
1440p(最大30fps) - スローモーション|120fps録画→30fps再生
1080p,120fps固定 - ループ録画|ドラレコとして使用可能
ループ撮影時間:1/3/10/15/20/25/30 - スターラプス|星空撮影専用モード
- インターバル撮影|指定された間隔で写真撮影
個別にエクスポート、連結動画でエクスポートどちらも可 - HDR写真|ハイダイナミックレンジ(HDR)写真
16:9 / 9:16 / 1:1 / 2.7:1
360度撮影はできないものの撮影のモードは思いのほか多く、星空をタイムラプスで撮影できるスターラプス撮影や一眼レフなどに機能しているインターバル撮影なども選べる多機能っぷり。
通常動画は2.7kの撮影ができ、fpsは最大30までですが 1440pであれば50fpsまで選択できるというのは必要十分です。
FreeFrame動画はバイクに最適
FreeFrame動画とは、RAW(未加工の生素材)で撮影されたデータのことで 撮影後にアプリやPCを使って画像の調整ができる撮影モードのことです。
これ、何がすごいって 現代のSNS事情に非常に特化していること。
例えばYouTubeのアスペクト比は16:9が一般的ですが、TikTokやInstagramのリールは9:16の縦動画が一般的。今までのアクションカメラだと、横動画なら横に…縦動画なら縦にカメラを向けなければ撮影が難しかったアスペクト比を、アプリやPCからエクスポートすればワンタッチで縦にも横にも出来てしまうという超画期的な撮影モードなんです!
なのでFreeFrameで撮影しておけば、1度の撮影で縦横自由自在に編集することが可能となります。
また、上下左右の画角調整も可能なので
バイクのタンクが映りすぎてるから、もう少し空も入れてコーディックしたいな。
なんてときにも自由自在に調整ができます。
これが超便利すぎてヤバい!(笑)
ただしFreeFrame動画は アプリやPCでエクスポートしなければならず、生のデータ(RAW)のままでは再生はできないので注意が必要です。
ちなみに個人的には バイクでの撮影はあとから画角調整したくなることが多いので、バイクに乗るときはマストでFrerFrame動画を選択していますよ!
容量が多いため撮影時間は短くなる
FreeFrame動画はデータ容量がかなり大きいため、撮影できる時間がかなり少なくなってしまうというデメリットがあります。
私の所有している64GBのGO3ですと、通常の動画モード(1440p,50fps)で2時間ほど撮影できるのに対し FreeFrame動画(1440p,50fps)だと1時間30分しか録画することができません。
長時間撮影するときはFreeFrame動画ではなく、通常の動画を選択した方が良いかもしれません。
バイクでのマウント方法は自由自在
さて、ここからはInsta360 GO3の様々なマウント方法について書いていこうと思います。
まずは、購入時に装着されているアクセサリーが下記。
- 磁気ペンダント
- 簡易クリップ
- ピボットスタンド
オプションで購入できるアクセサリーが下記。
- クイックリリースマウント
- 自撮り棒+三脚
購入時についてくるものだけでも十分撮影は可能ですが、オプションで購入できるアクセサリーがあれば もっと撮影の幅が広がりますよ。
磁気ペンダント
Insta360 GO3で1番使用するのがこちらの磁気ペンダントを使用したマウント方法です。
街歩きの動画撮影だけでなく、バイクや自転車、車など 両手を使いたいときに気軽に撮影をすることができる画期的なマウント方法。
こちらは冒頭で説明したので、ここでの詳しい説明は省きます。
簡易クリップ
こちらも標準で装備されている「簡易クリップ」。
キャップのツバやカバンなどに挟んでカメラをマウントできます。
角度の調節も可能なので、お好みの位置に調節できる優れもの!
キャップにマウントすれば、磁気ペンダントでマウントするよりも より目線の高さに近い感覚で撮影できるので、臨場感のある映像を撮影することができます。
ピボットスタンド
どこにでも自由自在に取り付けができる最強アクセサリー ピボットスタンド!カメラだけを固定することもできるし、アクションポッドを固定することも可能な万能さ。
これ、実はバイクに超おすすめのアクセサリー!
粘着性のあるベースを思いついたところにどんどん貼り付けるだけで、普段撮れないような創造性豊かな撮影が可能になります。
今回私は、リトルカブの前方に設置して撮影をしてみました。
そして取れた映像はこんな感じ!
スポークホイールがくるくる回る迫力のある映像を撮ることができました!
思っていたより粘着力は抜群で、カブで10分ほど乗り回しましたが落ちてしまうようなこともなし。様々な場所にマウントすることができるので、撮影の幅が広がりますよね!
使い終わった後は粘着ベースを洗うだけで再利用が可能なんだとか。
粘着的にどのくらい使用できるかはまだまだ未知数ですが、いろんな場所にベタベタとマウントして おもろい映像を撮影できるのはものすごいワクワクします!
個人的にはこのピボットスタンドが標準装備というだけで Insta360 GO3は買う価値があるんじゃないか?と思うくらい、このカメラならではの楽しいアクセサリーかな?と思います。
クイックリリースマウント
クイックリリースマウントはオプションで購入できるアクセサリーではありますが、バイクでの撮影やVlogを撮影するのであれば必須のアクセサリー。
三脚にくるくる回して取り付けることも、はたまたGoProのように足で取り付けることも。両方の機能を兼ねそろえた万能アクセサリーと言えそうです。
カメラの固定部分は磁石になっているため、カメラはワンタッチで固定可能。アクションポッドでもカメラ単体でも、どちらもマウントすることができます。
また、バイクで自撮りをするときにもクイックリリースマウントは必須!
モトブログだけでなくVlog撮影にはなくてはならないアクセサリーです。
自撮り棒+三脚
自撮り棒にアクションポッドを装着すれば、そこのあなたもVlogger!
フリップ式のスクリーンでどこでも簡単に自撮り撮影ができます。
また、三脚付きの自撮り棒なら第三者視点の映像も気軽に撮影ができます。
自撮りをしながら撮影をしたい人にはマストアイテムですね。
「Insta360 GO 3」を使ってみた感想
Insta360 GO3を実際に1か月ほど使用してみたので、個人的に良かった点や悪かった点を挙げながら感想を述べたりしてみようと思います。
気軽にVlogが撮れる気楽さ
今まで私の街歩きと言えば、GoProをデデーンと掲げて歩くのが常でした。が、ここまで小さな小型カメラであれば今までよりももっと気軽に…そして気楽に撮影ができるようになります。
明らかに撮影してます感があった今までのアクションカメラと比べて、カメラは目立たなくそれだけで気楽です。
また、重たいカメラで街歩きをしなくても良いという身軽さも嬉しい点。ちなみにGoPro HERO12の重さが153gなので、GoProの約1/4の軽さということになります。これはやべぇww
また、カメラ自体が磁石になっているので 磁石のあるところだったらどこでも第三者視点での撮影ができるというのも気軽で面白いです!
ただ、あまりに小型のため「盗撮」のようなことにならないように気を付けないといけないかもですね。
音声を認識してくれる
Insta360 GO3は音声で「録画」「録画停止」をすることができます。
日本語には対応していないため「スタート,レコーディング」「ストップ,レコーディング」という英語を認識してくれますが、この機能はライダーとしてはけっこうありがたい。
グローブをしてるときに録画ボタンを押しても、なかなかちゃんと押せずにイライラした経験をお持ちのライダーさんも多くいるはず。そんな時に声で操作をできるというのはけっこう嬉しいです。
SDカードは入らない
Insta360 GO3は内蔵ストレージメモリのため、microSDカードを入れることができません。購入する際に容量を選択します。
メモリによって価格が異なり、
- 32GB:57,500円
- 64GB:60,500円
- 128GB:64,800円
となっております。
詳しくは公式サイトでご覧下さい。
https://bit.ly/3LurwTS
さて。このSDカードが入らないというところ…まだ全然慣れません(笑)
私は長時間撮影することが多いため、普段は256GBもしくは512GBのSDカードを多用しています。そして、今回提供していただいたカメラの内臓ストレージは64GB!
SDカードを差して使用できるタイプであればかなり使用用途が増えますが、64GBだと どこで使おうかな?と悩んでいるというのが正直なところです。
カメラを本体から切り離して使うことができるので「ここに小型カメラをマウントさせて撮影してみたいな!」と思う場所で使用するのが個人的には合っているかな?と感じています。
熱暴走はする
今回Insta360 GO3を試したのが8月末~9月前半。わりと暑い日が多く少し心配していましたが、熱暴走はしました。
撮影場所は町田リス園。
気温は29℃前後。
カメラを切り離して胸にマウントし、
ほぼ無風の日陰で座って撮影をしていました。
熱暴走は開始から約30分後。
カメラは触れないほど熱い!!
ただ、その後少し冷ましてアクションポッドに入れて撮影をしましたが アクションポッドに入れてしまえば熱暴走は起きず。
カメラを切り離して使うときのほうが熱を持ちやすいのかな?と感じます。
Insat360の今までのカメラで熱暴走したことがなかったので、開始30分で熱暴走したのは少し残念だったなぁーと。ただ、バイクに乗ってるときなど空冷効果があればまた少しは違うかな?と思います。
今後使用しながら検証していこうと思います。
まとめ|気軽にモトブログが楽しめる!「Insta360 Go 3」で創造性豊かな撮影をしよう
今回の記事では
Insta360 GO 3
をご紹介させていただきました。
世界最小の小型アクションカメラで重さはたったの35g。バイクでも首の負担なく撮影でき、気軽に動画を撮りたい方には最適です!
磁石でマウントができるので、ネジをくるくる回す手間もなし!
かなりストレスフリーに使うことができます。
ピボットスタンド等のマウントアクセサリーが豊富な点も最高!
撮影の幅が広がり、創造性豊かな動画を作ることができそうです。
内蔵ストレージメモリのため長時間の録画はできませんが、今後は要所要所でInsta360 GO 3ならではの動画を撮影してみたいと思っています。
気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね!
https://bit.ly/3LurwTS
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ちゃお~