ぼんじょるの、しーまんです!
いまだ、バイクに乗れない日が続いております。
こんなにバイクに乗らなかったことは、今までを振り返ってもなかったんじゃないかしら?早くバイクに乗りたい・・・
ということで、まだ続いています・・左手生活。
ですが少しだけ進展しましたので、備忘録も兼ねて今回も記録していこうと思います。
ちなみに、私の怪我ですが
右母指MP関節脱臼
右母指MP尺側側副靭帯損傷
です。
経緯や手術のことなど詳しく書ていますので、興味のある方はこちらの記事もどうぞ!
ただの脱臼とはいえ、靭帯が切れてしまうとかなり厄介です。
思わぬところで起こりえるケガでもあります。
バイクに乗られている方はとくに、転倒や事故など本当に気をつけてほしいと心から思っています。
ちなみに・・骨に埋め込んだワイヤーを麻酔なしで抜くという、かなり手荒い技法の治療をしてきましたが、抜いた瞬間の痛みはほとんどありませんでした!
これからワイヤーを抜く予定でいる方の参考になれば幸いです。
指に埋め込まれたワイヤー(金属)
手術で脱臼した骨を所定の位置に戻し、切れた靭帯を縫合。
そしてその際、私の右手親指になにやら金属の物体が埋め込まれたようです。
これがレントゲン写真。
その金属の物体は、私の皮膚を貫通して親指第一関節の下あたりからつき出ています。
さすがにグロいので写真はお見せしませんが、人造人間・・もしくはフランケンシュタインになったような気分です。
ワイヤーとはいえなかなか太い
ワイヤーと聞くと針金のようなものを想像しますが、全然違います。
もっと太いから!
(声を大にして言わせてください)
例えるなら、六角レンチの細いやつみたいな感じの金属です。
ちなみにKワイヤー(キルシュナー鋼線)というもので、先のとがった針金を骨に刺し、脱臼で不安定になった骨をつなげて固定するもの。
聞きました?
骨に刺さってるんですって・・・
ワイヤーをラジオペンチで抜く
手術をしてからおよそ3週間。
実はこの日にワイヤーを抜くことは事前に知っていた私です。
知っている・・とは言っても、わかってることは
- ワイヤーを抜く
- 麻酔はない
これだけ。
え、痛いの?痛くないの!?
どっちだよーっ!!!!!
と、この日を迎えるまでこの心の叫びは続いていました。
プラスに考えてみる
突然ですが、私ってばかなり悩んでしまう体質です。
悩んで不安になって落ち込んで・・そう、俗にいうマイナス思考の持ち主(笑)
あまりにもワイヤーを抜くのが怖かったので、このときもかなりマイナスにいろんなことを考えてしまいました。
そんなある日、友達に言われたんです。
そのワイヤー抜いちゃえば、ギプス外れるんじゃない?(知らんけどw)
そしたら右手がもっと自由になるねっ!(知らんけどw)
そっか!ワイヤー抜いたらギプス取れるかもしれない!
右手には指を固定するためにギプスシャーレと呼ばれるものを装着しています。
ギプスを縦半分に切り、包帯でぐるぐると巻いて固定します。
これがまた、生活にかなり支障をきたすもので、これが取れるならワイヤーを抜くのも悪くないなぁ、なんて考えられるようになりました(笑)
ワイヤーを抜いた日
ギプスが取れる喜びとワイヤーを抜く恐怖とで、若干の緊張を維持したまま病院へ。
いつもはそんなことないのですが、この日に限ってバス酔いをしました。バスで酔ったのか・・緊張してて吐き気がするのか・・まぁナーバスであることには間違いありません。
そして、ついにその時が来ます。
先生
では、まず手を洗いましょう!
縫った傷口と、ワイヤーが刺さってる部分を石鹸で丁寧に洗ってください。
言い忘れていましたが、手術の時に縫った傷は術後1週間程度で、抜糸しています。
ちなみに抜糸は全然痛くないのを知っていたので(子供のころ経験済み)余裕の大人ぶりで、挑ませていただきました(笑)
さて、傷口を石鹸で洗うのですが染みたりすることは全くありません。
ただ、親指を触ると痺れを感じたり・・もちろん強く押すと激痛。
さわさわ・・と洗います。
き、緊張して吐きそうです・・(バス酔いかもしれんけどw)
先生
ほんとに?(笑)
横になるとあんまり怖くないと思うから、横になってやろうか。
ラジオペンチ持ってきて!
ラジオペンチ?!!
それ、バイクの整備とかに使うやつじゃん(泣)
やだーやめてー!
ベッドにあおむけで横たわる私。
首は壁を向いて、手だけを差し出します。
看護婦さんが私の頭のあたりに座り、励ましてくれます。
小さい子もたくさんやってるからね!大丈夫、一瞬だからね。
ずっと声をかけ続けてくれます。
だいじょぶ、だいじょぶ!
これが本当に支えになりました。
自分でも声に出して「だいじょぶ、だいじょぶ」と、たぶん4回はつぶやいたと思います。
先生
はい、じゃぁ抜くよー
2回ほどガコッっと衝撃がしたあと
スルスルっとワイヤーが抜けていく感覚がありました。
めちゃくちゃ嫌な違和感。
だけど、痛くないっ!!!
はい、終わりだよ~
痛くないでしょ(笑)
本当に痛くなかった!全然痛くなかった。
どうやらそれなりに出血はしたみたいで、ガーゼで傷をふさがれ、少し強めに止血されます。
ギプスは・・取れず
ワイヤーを抜いた後、レントゲンを撮影します。
骨がしっかりくっついていれば、OK!
先生
そしたら、リハビリに通ってもらいます。
と言いながら、ギプスを再度付けられます。
この手の固定っていつぐらいに外れるんですか?
意を決して聞いてみます。
これが外れないと、バイクの運転なんて遠い未来になっちゃう。
先生
あと2週間は無理だなぁー
なんてこった!
この不自由な生活が、まだあと2週間も続くのか。
でも、刺さってたワイヤーも抜けてリハビリまでたどり着くことができました。
少しずつではあるけど、回復に向かっている気がします!
ワイヤーを持ち帰る
記念にワイヤーをもらってきました。
もうこんな体験はきっとしないと思うから。
というか、二度としたくない(笑)
そのお守りとして、持っていようと思います。
それにしてもこんな金属が骨に刺さってたなんて・・
ワイヤーを抜いた後が痛い
ワイヤーを抜くときは、それほど痛みを感じませんでしたが、ワイヤーを抜いた後のほうが痛いです。
骨がジンジンしている感じと、たまに襲うピキッっという激痛。
これがワイヤーを抜いた後にかなり感じます。
ぶっちゃけめっちゃ痛い。
手術後に痛みを感じたりすることはそれほどなかった私ですが(とはいえ、全く痛みを感じないわけではない)、ここへきて強烈な痛みを感じることに。
ロキソニンが切れると、本当に痛く痛くて・・まじでリハビリどころじゃないぞ・・
この日の夜は痛みで寝られませんでした。
数日たつと痛みはひく
ワイヤーを抜いて2,3日してくると、徐々にですが痛みは引いてきました。ロキソニンを飲まなくても過ごせています。
でも、親指をちょっと動かそうものなら超痛いです・・
さすがに骨に穴が開いた状態ですからね。
痛いのは当然かもしれません。
少しずつ痛みがなくなったので、とりあえずはほっと一安心といったところです。
まとめ|靭帯断裂はやっかいだ
今回の記事では、指に埋め込まれたワイヤーを外すという、貴重な経験を備忘録も兼ねて書いてみました。
結論:麻酔なしでワイヤーを外すのは痛くないです!
でも、抜いた後が痛かったので、全く痛みゼロというわけにはいきませんが、これにて治療(急性期)も第一段階終わりと言っていいかな?と思ってます。
今後のYouTubeについて
バイクに乗っていない時間が続くので、ご心配をおかけしてしまうのではないかと思い動画を投稿してみました。
まだまだバイクに乗れるような状態ではないので、なかなか焦ってはいますが、焦ったところでメンタルがやられるだけ(笑)
今はとにかく、自分に今できることを一生懸命やっていこうかな?と思っています。
緊急事態宣言が3月まで延長されたので、どうせバイクに乗れないですしね。
ちなみにDUCAIはメンテナンス中
どうせバイクに乗ることができない今なので、これを機に徹底的にモンスターを調べてもらうことにしました!
乗れるようになったころには、きっとバイクも万全な状態でしょう!
その時はまた、いろんな場所へ旅に行き、動画を再開したいと思っておりますので、応援していただけたら幸せです。
それでは、今回はこの辺で終わりです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!ちゃお~